◢◤低学年で英検準1級を目指すなら、最初に知っておいてほしいこと◢◤

低学年で英検準1級・1級を目指すなら、最初に知っておいてほしいこと
「低学年で準1級なんて、早すぎませんか?」

これは、海外在住・帰国子女の保護者の方から
最もよく聞かれる質問のひとつです。

結論から言うと、
「やり方を間違えなければ」不可能ではありません。
ただし、条件があります。

準1級は「英語力」より「思考力」が問われる試験
英検準1級で求められるのは、
単なる語彙量や会話力ではありません。

抽象的なテーマを理解する力

賛成・反対を論理的に整理する力

自分の意見を構造的に伝える力

これは、日本語でも大人が苦戦する内容です。

低学年の生徒がつまずくのは、
能力不足ではなく、前提となる理解が追いついていないからです。

低学年×準1級で失敗しやすい3つのパターン
① とにかく単語を詰め込む

意味を理解しないまま語彙だけ増やしても、
長文もライティングも伸びません。

② ネイティブ感覚に頼りすぎる

自然な英語=英検で高得点、とは限りません。
準1級は「試験英語」です。

③ いきなり高レベルな模範解答を真似させる

内容が理解できていないため、
「それっぽい文章」になってしまいます。

準1級対策で最初にやるべきことは「英語」ではない
意外に思われるかもしれませんが、
低学年で準1級を目指す場合、
最初にやるべきは英語の勉強ではありません。

テーマを日本語で理解する

「なぜ問題になるのか」を考える

賛成・反対の立場を整理する

この思考の土台づくりが最優先です。

環境問題の例で考えてみる
準1級で頻出のテーマに
「森林伐採」「環境保護」があります。

小学生にとっては、

なぜ木を切るのか

切らないと何が困るのか

人の生活とどう関係するのか

これを理解するだけでもひと苦労です。

ここを飛ばして英語だけ教えると、
内容が空っぽのライティングになります。

【Eikenわーるど】が低学年×準1級に強い理由
当スクールでは、準1級の難しいテーマを

年齢に合わせた言葉に置き換え

具体例でイメージさせ

日本語理解 → 英語表現へ段階的に導く

この流れを大切にしています。

その結果、

低学年でも論点がズレない

ライティングに「中身」が出てくる

二次面接で慌てなくなる

という変化が見られます。

低学年で準1級を目指すかどうかの判断基準
次の3つが揃っていれば、
準1級に挑戦する価値は十分あります。

2級レベルの語彙・読解が安定している

日本語で自分の意見を言える

難しい話題でも考えることを嫌がらない

逆に、どれかが欠けている場合は、
準1級を急がない方が結果的に近道です。

最後に
低学年で準1級を目指すことは、
「早期合格」が目的ではありません。

思考力を育てる

論理的に考える習慣をつける

英語を“使って考える”力を伸ばす

これが本当の価値です。

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