◢◤英検6級・7級新設について◢◤
▶現場講師として感じること
英検協会より、「2026年度第3回試験から英検6級・7級を新設」するという発表がありました。
英語学習の低年齢化が進む中での取り組みとして、注目されているニュースです。
一方で、実際に指導の現場に立つ講師の立場からは、少し冷静に考える必要があるとも感じています。
▶低位級=低年齢指導の現実
6級・7級の受験対象は、主に「未就学児〜小学校低学年」になると考えられます。
この年齢層の指導では、
* 集中力が続かない
* 感情や気分に学習が左右される
* 英語力以前に「学習姿勢」を育てる段階
といった特徴があり、
検定対策よりも生活指導や声かけが中心になる場面も少なくありません。
▶検定合格が目的になっていないか
英語学習において大切なのは、
* 英語に慣れること
* 音を楽しむこと
* 学ぶことへの抵抗感を持たせないこと
低年齢のうちから
「合格」「級」「結果」を強く意識しすぎると、
本来育てたい学習意欲が失われてしまうこともあります。
▶ 英語学習は“段階”が大切
英検は本来、
ある程度の学習土台ができてから受験するものです。
早く始めること自体が悪いわけではありませんが、
「今、本当に検定を受ける時期なのか」
を見極めることが、保護者にも教育現場にも求められます。
▶まとめ
英語教育は「早ければ良い」「級が上がれば良い」ものではありません。
年齢や成長段階に合った学びを積み重ねた先に、
初めて検定が意味を持ちます。
当スクールでは、
「検定ありきではなく、将来につながる英語力」を大切に指導しています。
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